sifue's blog

プログラマな二児の父の日常

ユダヤ人大富豪と資本への意思

今日は昨日の葬式の疲れもあって、朝方起きれずダウンして横になっていました。そして夕方から研究室に行って、細胞の世話をしたり、後輩の係り決めの仕事をエクセルでモンテカルロ法を使って決めようとして失敗したり(苦笑)
今日は、これまた帰郷をした際の新幹線で読んだ本の紹介です。

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

この本は、日本人青年がアメリカで出会うユダヤ大人富豪からのレッスンを元に、17項目のお金持ちになる方法を読者に伝授するというストーリー仕立ての本です。要点をまとめると、お金持ちになるには

  • 絶対お金持ちになるという固い決意
  • 高収入を得る行動とそれを楽しくやる熱意
  • 社会とお金と感情の関係性について学ぶこと
  • 爆発的なコミュニケーション能力の活用

これらが必要と言っています。まあ、当たり前と言えば当たり前ですが、第一項目で絶対お金持ちになると決意させている点が、競争する市場社会にもっとも必要な資本への意思や価値観を完全なものにさせています。さらに、この本では絶対に目先のお金には絶対執着するなと言っており、現金ではなく資本への考え方を徹底させていて、その点で非常に資本活用教育のためのすばらしい本と言えるでしょう。
加えて17項目のうちの多くが、ビジネススキルというよりはコミュニケーション能力に重きが置かれており、たとえお金持ちになろうと思わない人に対しても幸せに人生を送るために必要な要素が多くちりばめられいます。その中でも自分がとても参考になるなと思った点は3点。

  • 成功したいと思うなら自分の内面で起こった事は必ず紙に書いて自分で見ること
  • スピーチやプレゼンテーションをする時は、「人生で話すのはこれが最後」という意気込みで話すこと
  • コミュニケーションのカギは感情にあること

以上3点です。手帳論や話し方論、コミュニケーション論などに共通する項目も多いところですね。
ただちょっと気に食わなかったのは、お金を生む資産を持たない人、つまり資本活用だけで生きていない人を哀れな人だと見ている点があり、そこがちょっと残念です。この社会が資産運用をする人だけで構成される社会にはなり得ないと言う点で、実業に手を染める人たちへの敬意が少ない気がしました。
このユダヤ人の大富豪の教える資本運用のテクニックとコミュニケーション能力の向上法は非常に重要です。ただ、世界中の人がこの通りに生きたとするとありえないぐらい競争の激しい世界になるのではと思います。証券の取引などでは今でこそコンマ数秒単位ですが、いずれはミリ秒やマイクロ秒、もしくはナノ秒で取引を行う取引の世界が来るのでしょうか。そうするとたった数秒の間に何万人という人が無職になったり大借金を背負ったりという激しい激動の時代が来るのかもしれません。そういう時代を乗り越えたり、回避するための新たな叡智が今、求められているような気がします。