sifue's blog

プログラマな二児の父の日常 ポートフォリオは www.soichiro.org

情報は整理されていなくてはただのゴミ。

研究をするときもそうですが、何かプロジェクトを推し進めているときも、情報が混乱していて一体自分が何をやれば良いのわからず、大局的に見てもっとも効率の良いことをやっているのかどうか、わからなくなる時があります。
そういうときに最も必要なのが情報整理です。
最近は未解決タスクを紙に書き出して優先順位をつけるというのが流行っているみたいですが。この紙に書き出して情報を整理する方法はほかの事にも大いに使えます。とにかく紙に、現状を書き出し整理するのです。
研究だったら

  1. 今までやった大量の実験をナンバリングし、実験ごとに分類する。
  2. それぞれの実験の中で得られた重要な情報をとにかく書き出す。
    • (例:Aの濃度が0.8倍の時は、サンプルが凝集してしまう。露光時間が半分だとうまく行かない)
  3. 抽出した情報を分類わけして、特性ごとにまとまった情報を引き出す。
    • (例:濃度の系列は〜〜〜が成功率が高い。〜〜〜が手間がかかりすぎて非効率なので別な方法が良い)
  4. これらの情報を元に、実験の計画を立てる、または、計画を修正する。
    • (注:実際にやるべきタスクに落とすこと)

こんな具合に行えば、研究における大混乱事態も回避できます。これはプロジェクトの運営なんかにも言えることですね。とにかく、現状を見える形で書き出す、情報を整理する。これがすべてなんだと思います。
最近思ったのは、人間はほって置くと情報を整理せずに溜め込むということです。情報は整理されず体系化されなければまったく価値を発揮しません。むしろ人は大量の情報の海でおぼれてしまうので混乱をまねいたりします。
バラバラになっている辞書がゴミ以外のなんでもないように、情報も整理、体系化されていつでもほしい情報にアクセスできなければただのゴミなんです。
逆に情報は整理されることによって高い価値を発揮します。加えて、自分の目的、目標、おかれている状況も書き出してみることで俄然やる気もでます。
最近とにかく紙に「現状を書き出し整理」これが重要なのだと節に思います。