sifue's blog

プログラマな二児の父の日常 ポートフォリオは www.soichiro.org

「死ぬのは勝手」ってホントか?―マグロ拾いを見てしまう。

今日は夜1時前に研究室から帰宅しようとしたところ、なんと南町田の駅前がタクシー待ちの長蛇の列ができていました。南町田の改札の電光掲示板を見ると23時半ごろに人身事故が南町田〜つきみ野間であったらしく、それで電車が止まっていたためのようです。
その後、自分は自転車で線路沿いにいつもどおりの帰り道を帰っていたのですが、南町田の公園の前の線路にて、マグロ拾いを見てしまいました…。白い袋を持った人たちが懐中電灯をつけていろいろ探していて、かなりげんなり。夜遅くにも関わらず、かなり多くのやじうまが集まっていました。マグロ拾いをしている方々も夜遅く本当にお疲れ様です。
すずかけ台から出発した人たちは帰れたんでしょうかね。なんにせよかなり多くの人が終電間際で帰宅できなかったのではないかと思います。
にしても、この夜に電車に向かって身投げというのもどんなシチュエーションだったんでしょうか…。賠償金とかもすごいんでしょうかね。ただこれらの問題はお金だけで語れる話ではありませんよね。
自己責任の世と言えど、自殺だけは薦められたもんじゃないです。「死ぬのは勝手」という言い分は、死んだ後の始末をできない自分が言うべきことではないですよね。自殺は、「生きたい」気持ちの裏返し、ただ最近、その気持ちを受け止めて上げれる人や場所が少ない今の世の中にも問題があるのでしょうが…。
自己責任の死といえば、最近は孤独死も問題化しているようです。
人ごととはいえない孤独死
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/hitogototohaienaikodokusi.htm
家族を持たない独身の方が死ぬ時、結局だれも死んだあとの面倒を見てくれる人がいない場合があります。その場合は放置されたり、市役所が処理したりするそうですがそれも大変みたいですね。もしかしたら親戚のいない独身者は、いつ独りで死んでもいいよう自分の葬式やお墓の準備を常にしなくてはならないのが、今の世なのかもしれません。とはいえ、人はやはり迷惑をかけず死ぬことはできないのでしょうね。