sifue's blog

プログラマな二児の父の日常

美をテーマにした領域ではブランディングが命。

TSUBAKIASIENCEと言えばすぐにヘアケア用品だという事はわかると思いますが。知ってのとおり、TUBAKIは資生堂ASIENCE花王の商品です。この3月に資生堂花王がトップシェアを誇っていたヘアケア用品のASIENCEに殴り込みをしかけ、TUBAKIでトップシェアを奪いました。このヘアケア用品に挑むのは資生堂としては12年ぶりだそうです。自分はたまたまTUBAKIとASIENCEをここにきて両方使う機会があったのでその感想です(男なのに(苦笑))。
正直、洗い心地や使用感なんかも含めて、ASIENCEの方が質が良いようです。だてに花王、長いことかけて研究開発しているだけありません。ただいまブログを検索をかけてみたところ、ASIENCEがいいと言うブログの方を良く見かけます。
TUBAKI vs ASIENCE 
http://handzakka.exblog.jp/d2006-06-13
ちなみに、ASIENCEは「アジアの女性」、TUBAKIは「日本の女性」をテーマにした商品で、かなりターゲットが一緒。さらに年齢層としてのイメージは「大人の女性」、シャンプーとしても「芯から輝く髪」と言うイメージで、両方ともめちゃ被りまくりです。資生堂は正直マーケティングとしてはアジア→日本に変えた以外ほとんどパクったと言っても過言ではありません。
ではTSUBAKIは何がすごいかと言うと、バブリーなCMとゴージャスな棚割りです。まずCM、ありえないほどお金を使っております。まあSMAPが曲を歌い、湯水のごとくタレントからスポーツ選手までオールキャストそろえてバブリーなCM展開です。これを見せられれば誰でも女性は一度は買いたいと感じるでしょう。次に棚割りです。コンビニを見ればわかると思いますが、特設コーナーなどを設けるなどして恐ろしいほどの洗脳スタイル販売になっています。
ここで分かったのは、ヘアケア商品などの美をテーマとした領域で「技術にかけて少しでも質の良いものを」という考え方は圧倒的ブランディング戦略にはかなわない、ということです。化粧品商売は、夢を売る商売とは昔から良く言ったもので、ヘアケア用品もそれが通用したと言うことなのでしょう。
今年度、資生堂はメガブランド構想で大量の投資を行い減収予定だそうですが、今後のTSUBAKIの動向はまだ気になりますね。一方、花王ASIENCEは、シンガポールで販売開始だそうです。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=134673&lindID=4
自分だったら、シンガポールではパッケージを変えて「シンガポールの女性のための」とかってしそうですが、そこら辺は技術に生きる花王なのでしょうね。
以下はそれぞれのホームページ、花王ASIENCEのサイトは、サイエンスと称して技術解説、資生堂TSUBAKIのサイトは二十四節気ポロスコープで占いですよ…。消費者に対する意識の持ち方の違いが痛いほどわかります。
ASIENCE
http://www.kao.co.jp/asience/
TSUBAKI
http://www.shiseido.co.jp/tsubaki/