sifue's blog

プログラマな二児の父の日常 ポートフォリオは www.soichiro.org

ネットのスモールコミュニティの育て方

今までネットのスモールコミュニティを運営してきた自分が、ネットのコミュニティ(ネトゲのギルド、自作OSSのユーザーコミュニティ、同好会、IRC、Slack、Discordなど)を運営する中で重要なことをまとめたいと思います。

まずネットのコミュニティのリーダーとなり、モデレーターをしていくことは非常に大変な事です。得られるのは自身が楽しめるコミュニティと、たまに得られる(得られないこともある)労いの言葉と、コミュニティ運営経験です。ですが、このどれもかけがえのないものだと思います。基本的にテキストベースのコミュニティを運営するものと仮定します。

特に若い世代には、人生経験にもなるので自分のコミュニティづくりのために励んでもらえればと思います。もし炎上や荒らしにあってコミュニティが崩壊して荒野になっても、それが良い経験になるとポジティブに捉えましょう。

まず最初にリーダーに一番求められるのは

  • 日々の声掛け
  • 信頼できる自身の情報の開示

です。日々の声掛けを具体的に言えば、

  • 日々のゲームやイベントのお誘い
  • 日々の話題振り
  • 発言者へのポジティブなレスポンス
  • 挨拶
  • 新人の歓迎

です。これをやっているだけで十分なコミュニティリーダーと言えます。もちろんコミュニティが育たないうちはレスポンスが得られないことも多いので、1ヶ月以上そういうことが続いてもめげない鋼の心がまずは必要なものと言えます。

次に信頼できる自身の情報の開示です。これはゲームコミュニティなのかOSSコミュニティなのかにもより程度が異なりますが、自分から相手を信頼して情報開示していかないとなかなか信頼関係を構築することは難しいです。

  • 所属
  • 年齢
  • 住んでる地方
  • 性別
  • どんな経験をしてきた人か
  • どんな趣向を持ってる人か
  • 身の上話

これらは個人情報ではありますが、コミュニティごとの開示の程度を意識して公開したり、もしくは信頼できる人には伝えると信頼関係を構築しやすいです。OSSのコミュニティによっては

  • 顔写真
  • 実名
  • 所属

こんなこともわかっていると信頼関係を築きやすかったりします。有名なエンジニアで信頼を集めている方はこれらを全部公開している方が多いです。

そしてコミュニティが育ってきたら気をつけないといけないことが2つあります。

  • 人を攻撃する人を排除する
  • 不正ツール利用や犯罪などモラルに反することをする人を排除する

この2つです。これはしないとコミュニティが炎上で一瞬でコミュニティが崩壊します。少しでも怪しいと思ったら迅速な対処が必要です。

もしBANがしづらいという状態の時は、プライベートな別なコミュニティをさっさと立ち上げて、信頼の置ける人だけを呼んでお引っ越しをしましょう。そうするとみんな幸せになります。

特に人を攻撃し始めて熱くなってる人は絶対相手にしてはいけません。「相手にしない」これがお互いが幸せになる最善の方法と言えます。あと犯罪傾向が高い人もそうで、彼らは悪い事とは思わず不正ツール利用や違法ダウンロード等を行っているため、それを議論するのはなかなか難しいです。そういう人たちは、厳しく排除するか、そこに所属しつつ信頼できる人だけで主拠点をすぐに別なコミュニティに移動するというのが重要です。

あと、最後にコミュニティを常連化させず長持ちさせたい場合には

  • 特権や階級を厳しく作らない

というのも重要です。これがあると古参がコミュニティで強くなり、新しい人が入りづらくなります。反面、現状のメンバーでの結束が強まるので使い所は考えると良いと思います。

コミュニティを開始する際には、まずは信頼できる人数人ではじめるのが良いです。その方が信頼関係の輪を広げていきましょう。

以上が、ネットのスモールコミュニティを育てるための方法でした。ぜひ自分のネットのコミュニティを育てていってください。