sifue's blog

プログラマな二児の父の日常 ポートフォリオは www.soichiro.org

スラムダンクの勝利学

そして今日は午後から、明日ある高分子の物理学のゼミの準備。そして、夕方から某コンサルタント、証券、商社の3社合同による理系学生のためのセミナーへ行ってきました。行ってみると、東大生と東工大生ばかりで、知り合いもちらほら。まあそれはともかく、一番の収穫だったのは、スラムダンクの勝利学の著者、辻 秀一さんの講演を聞けた事でしょうか。
そこで出てきたいろいろな話をまとめると、
スポーツには様々な人間のクオリティオブライプを高めるためのエッセンスが沢山あるという事。それを活用することで、人間社会に応用できる心の力、Life Skillを身に着けることができるとの事でした。
ちなみにここで定義されていたスポーツは、人間が人間らしく生きるために存在する文化、ということでこれには自分も非常に感銘をうけました。確かに日本のスポーツは勝利至上主義で、体育主義で、体の弱いやつはするな!みたいな、まるで体を使う競技種目でしかないというイメージがありました。この人の言葉を聞いて、またスポーツがやりたくなりました。やっぱりスポーツはこうでなくてはいけませんよね。いつでもどこでも活用できるLife Skillが身につくばがスポーツであってほしいと思います。
ちなみに、スポーツの中で得られる力として、(スラムダンクの漫画を参考資料に)
目標を持ち続ける力:キャプテンのゴリの精神
一生懸命楽しくやる力:桜木花道のキャラクター
今に生きる力(今に集中できる心持):桜木花道の言動
チームワーク:湘南バスケ部
なんかが学べることを例に取り、解説してもらいました。
あと具体的には、チームワークとは、自分のためにやるものであるということや、「相手に正の感情を与えると正の感情が帰ってくる、負の感情もしかり」のようなミラーイメージの法則までいろいろと説明してもらい、これらに関するSkillがスポーツで得られるのだそうです。
あと、チームワークに必要なのは、

  • Respectの心
  • Appreciateの心
  • Cheerの心

という風にまとめてあり、いろいろなスポーツ選手をもとに解説してもらいました。(マイケル・ジョーダンがバスケット引退の際に、バスケットから得たものは?という質問の答えが「Respectの心」だったのだそうです。)あと、さらに詳しいことがスラムダンクの勝利学に書いてあるとのことでした。
というわけで、さっそくアマゾンでこの本を購入です。あさって研究室に届くみたいなのですでに楽しみです。
ただ今日話で聞いたことは、自分がこの4年間、アルバイトと学生団体で学んだことと非常に近い所があり、実はこれらもLife Skillなのかなと感心してしまいました。あと、漫画からも深く読み込めば様々なことが学べるのだなと非常に勉強になりました。どんなものを読んでもそこから、さらにいろんなものを汲み取らねばいけませんね(苦笑)
ちなみに、三社の説明会はまあそれなりに楽しかったのですが、はやりこの人の講演、本当にすごかったです。久しぶりに心が熱くなりました。
そうそう、このセミナー、なぜかかなり質の高いサンドイッチやコーヒーが参加者全員に振舞われたりと、なんかゴージャスな感じで、参加者にとっては非常に身のあるセミナーでした。
明日は実験とゼミ、がんばるぞー。