夕凪の街 桜の国のはなし。
今日8月6日は、いわゆる原爆の日でした。広島に住んでた頃は毎回8時15分に黙祷をしていましたね。自分の中では原爆の日が来るたび何か暗い記憶のようなものが沸きあがってきます。
「比治山公園の放射線影響研究所(元ABCC)の暗くひんやりとした室内」
「はだしのゲンに出てくる皮がべろんべろんにただれ落ちた人の叫び」
そんなものが、平和記念公園とか原爆ドームよりも自分の中には呼び起こされます。小学生の頃は、ただこれらを恐れていた気がします。
核兵器を使った後が想像できるのか、それだけが核戦争を止める一つの方法なのかもしれません。ただ、その想像は未だにいろんな人を苦しめているとは思うのですが…。
原爆関連のマンガで自分がオススメのマンガがあります。
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にもかかわらず、一度傷ついた人の心は理論や実際だけで割り切れるものではないのかもしれません。