sifue's blog

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あるユダヤ人の懺悔―日本人に謝りたい

今日は久しぶりに本の紹介です。

日本人に謝りたい―あるユダヤ人の懴悔

日本人に謝りたい―あるユダヤ人の懴悔

1979年に書かれた古い本ですが、自分の友人でも特に教育業界やアカデミックにいる人にはぜひ読んでもらいたい一冊です。
まあ一体何が言いたいかというと
日本国憲法は、国家としての日本、人間の純度・質をとことん落とすために作られた憲法で、めちゃくちゃ効き過ぎました…。日本人の精神・家族・国家をここまでぐちゃぐちゃにして本当にごめんなさい。同じユダヤ人として本当に謝りたい、ごめんなさい」
という内容です。
自分が今まで生きてきて、社会に対して感じていた様々な疑問がかなり氷解しました。
男女の無理な平等もそもそもユダヤ人の法律家たちが日本国家政策的に組み込んだものだそうです。
そもそも、この日本国憲法(というかユダヤがドイツ人を骨抜きにするために作ったワイマール憲法の丸写し内容)で、何がしたかったかというと
「人間獣化計画」(ドイツ人が思うところに)
だそうで、目的は以下のとおり

  • 愛国心の消滅
  • 悪平等主義
  • 拝金主義
  • 自由の過度の追求
  • 道徳軽視
  • 3S政策事なかれ主義(Sports Sex Screen)
  • 無気力・無信念
  • 義理人情抹殺
  • 俗吏属僚横行
  • 否定消極主義
  • 自然主義
  • 刹那主義
  • 突端主義
  • 国粋否定
  • 享楽主義
  • 恋愛至上主義
  • 家族制度破壊
  • 民族的歴史観否定

ということだそうです。
間違いなく、日本の物質的豊かさの反面で大流行している精神的退廃じゃないですか(苦笑。本当にユダヤ人の法律家ってすごい賢いなって思いました。最終的にたどり着くところは、家族制度の完全崩壊と金、金、金の欲と利害関係にまみれた個人主義的なエコノミックアニマルばかりの国家、というか国家として機能しない社会を作るのが目的なんだそうです。いわゆる精神崩壊・国家崩壊を目的とした憲法ですね。
そもそもこの日本国憲法の元となったワイマール憲法は、ユダヤ人が迫害されてきたヨーロッパでユダヤ人政府のワイマール共和国ができたときに、大多数のドイツ人の中に生きるユダヤ人が復権するために作った人民飼い殺し用の憲法らしく、どうせなので日本でもその写しを戦後の日本でも使ってやれ、と適用されたそうです。(ちなみにドイツではその危機にドイツ人が感づき、反発でナチズムが横行してユダヤ人が迫害された)
で結果、日本では物質的豊かさと反比例して、日本人の精神・家族・国家をここまでぐちゃぐちゃにしてしまった。で、このユダヤ人の老人モルデカイ・モーセさんは日本人にはいろいろよくしてもらったのに申し訳ない…最後に謝りたい、とこの告白をしたのがこの本というわけです。
憲法の内容とその効果、資本主義と共産主義をの両方を道具として生き残るための使ってきたユダヤの歴史などを詳しく紹介してくれています。
特に憲法の中で「自由」と「平等」という相反する概念の組み合わせがどれだけ人をダメにするか、「義理人情」の方がどれだけ崇高な概念かとかいている所は、かなりぐっときます。民主主義がどれだけ虚妄か本当に勉強になりました。
まあこんな気持ちのユダヤ人の方がいたということで、ぜひ、一度読むことをオススメしたい本です。内容的には、最近流行っている「国家の品格」とかに近い本ですね。
 
 
以下は、ちょっと男女平等関連で面白い所があったのでそこを引用して紹介したいと思います。P122の男女平等の悪影響についての部分です。

男女平等の悪影響
 第二十四条(日本国憲法の)、ここでまた「平等」を吹き込んでいる。今度は男女間に拡大しようというわけである。この「男女平等」は戦後真に大きな悪影響を及ぼしていることは周知の通りである。もともと第二十四条は、男女同権とはいっておらず夫婦同権を謳っているだけなのだが、これがマスコミその他によって男女同権まで知らぬままに拡大されてしまった。人間は自然の摂理として両性は全く異なった天分をもたされているにもかかわらず、これを単純に平等に扱おうというわけである。これは自然の摂理に対する冒涜である。
 この問題に関しては先例がある。それは、ロシア・クーデターの後ユダヤ勢力はソ連においていわゆる「婦人国有」政策を押しつけている。これはどういうことかというと、生殖作用の成熟した年齢より四十二歳までの女は男に対して肉の欲求を拒むことができない、而して生まれた子供は家庭の手をわずらわさず国家が引き取って養育するというものである。
 女は家庭に縛られることなく一定の夫に貞操を守る義務がなく、子供は国家が養育してくれるから母として世話する必要もなく。労働に男と同権で参加出来るというものである。今日(1979年)、ソ連で女が男と全く同様の重労働に精出しているのはこの名残である。
 婦人国有の如きアナクロニズム、というより極端な動物回帰政策はさすがに日本では当時のニューディーラーの強権をもってしてもできなかったのであるが、姦通罪をなくすことにより巧妙に性風俗の低下に拍車をかけ、家族制度の破壊を加速化したのである
 本来、夫婦同権としれば家庭的に互いに相譲らざる二人の権力者が出来、その調和を乱し家族制度の破壊に導くことができるという考えはあったのであろうか。第一章でも述べた如く、このため昔からユダヤ人の間で医師、弁護士になることがすすめられていたのである。これは社会的存在によるものではなく、これら二つの職業が家庭内秘密にタッチする機会のすこぶる大きいものであり、これが家族制度の破壊のために有力な武器となる計算づくのことであったのだ。家庭内の調和が乱れると、核家族化現象も促進されよう。子は親の面倒をみなくなる。

本当にこの日本国憲法は壮絶だなぁと今更になって思わされました。男女平等は完全な家族制度の崩壊、福祉費用の増大による国家の疲弊を狙ったものだったんですね。もしかしたら、婦人国有なんていう制度が導入されていた日本の事を考えると寒気がします。
今ももしかしたらほぼ、この婦人国有政策が実施されているのと同じような世の中なのかもしれませんが、こんな政策が実施されていたら、女性はただイケメンに抱かれるために努力し、男はいい女を奪い合う、まさに恋愛至上主義、道徳軽視の快楽主義、自然主義が更に蔓延した社会(非モテ非コミュにさらにつらい社会)になっていたんでしょうね。そう考えると、日本に古来からあったお見合い制度や信頼ある人同士が結婚相手を紹介し合う制度は非常に道徳的にも精神的にも高度な文化なのかもしれません。
 
最後に、この本でトリビア的に紹介されている内容をいくつか取り上げます。

  • 君主と人民に直接的利害関係(搾取関係)がないのは世界広しといえど日本の天皇だけ。
  • 戦前の日本人の家族制度は世界一だったが、今はユダヤ人が世界一ではないか。
  • 戦前の日本の「男は度胸、女は愛嬌」は、男女の天分を示すユダヤ人も尊敬する素晴らしい考え。
  • 麻雀の七対子、緑一色の役はユダヤ人が考えた。
  • ○×式思考法(二元論)はユダヤ人が作った。これを導入した教育改革(マークシートテスト)で、人と社会のあらゆる能力を奪える。
  • 二元論より生まれる階級闘争思想は国と人をとことん弱くする。
  • ドイツのユダヤ人は人の名前にドイツ語の普通名詞しか使ってはならなかった。例:アインシュタイン→一つの石
  • 日本国憲法の宗教の自由は、キリスト教ユダヤ教に対する排他的姿勢対策で作ったものだった。
  • ユダヤ人のコロンブスが見つけたアメリカも、転居の自由が認められてなかったためにアングロサクソンに奪われた。
  • 憲法二十八条は爆笑モノ、なぜか憲法労働組合設立に関する実体法が組み込まれている。
  • ユダヤ人のタルムードの思想には、「非ユダヤ人の財産は、一時彼等に預けてあるものである。故に、何時でも代償なく奪い返すも可なり」という考えがあるので、このような憲法をつくるのも厭わなかった。
  • インターナショナル(international)という言葉は、ユダヤ人の国家を超えた横のつながりを示すのであり、日本人の考える国際(global)とは根本的に違う。
  • 資本主義も共産主義も為政者の道具、自由競争生産体制が唯一の経済体制
  • ハリウッドの映画の監督、作家、資本もほとんどユダヤ系。大抵政策的意図のある映画である。よってベニスの商人は絶対ハリウッドで映画化されることはない。
  • ルーズベルト大統領はユダヤ人で、ユダヤの中では英雄モーゼ扱い。ユダヤ共産主義者で固めた政策をとったためアメリカではタブー視されている。
  • 原爆搭載機「エノーラ・ゲイ」はイディッシュ語(中東欧のユダヤ人の言葉)で、「天皇を屠れ」の意味。天皇制の君主制崩壊が国家崩壊に重要と考えたため。

結構面白い本でした。オススメです。