トニー・ブザンのザ・マインドマップ
- 作者: トニー・ブザン,バリー・ブザン,神田昌典
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2005/11/03
- メディア: 単行本
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ちょっと前に話題になったマインドマップの原著です。マインドマップとは、ノート記法及び思考法のひとつです。脳の記憶構造、思考構造はネットワークを形成したシナプスによって行われており、そのような人間の脳のしくにみに合った紙の使い方としてトニー・ブザンによって開発されました。
ほとんどの人がノートをリスト化、階層化で書くと思うのですが、これはノートをキーワードで、枝状に放射的に書き、さらに絵や色、さまざまな強調を交えて書く方法です。具体的には、
mindmap.jp: [マインドマップの描き方、応用例、ツール、考え方について]
(http://mindmap.jp/)の方にも書いてあるのでこちらをみるともっとわかります。
この2週間ぐらい、ノート記法、思考のための方法として採用してみたのですが、本当にすごいです。
具体的にすごく良いと思った点は
- ノートの文少量を極端に減らせる。
- 階層化が絶対に行われる。
- 知識のネットワーク化が行われる。
- 絵やイメージや色とともに非常に強く記憶に残る。
- 大量情報を元にした思考スピードが格段にあがる。
以上があげられます。
今まで自分はバイブルサイズの手帳を四色ボールペンで書いていたのですが、今はその手帳のリフィルを罫線なしのものにして横にしてマインドマップをかいています。今まではノートを書いていたというイメージですが、これはノートを考えてとる、解釈するという書き方をします。
もともと会社の人に薦められてあんまり気乗りせずにはじめたのですが、あまりに効果が絶大すぎてびっくりです。とにかく大量の知識を学んでも抜けなく記憶し、思考の材料にすることができます。
あと、何気にこの本でも紹介されていますが、レオナルドダヴィンチやニュートンのノートを見てみるとすでにかなりこのマインドマップに近い形で書いていたりしてびっくりします。やはり昔の偉人は既に、2次元記憶媒体の最高の思考への使い方を知っていたんでしょうね。
オススメです。最近はこのマインドマップのためのソフトウエアもたくさん出ているので、どんどん活用していければと思っています。