相手が恋愛対象者かどうか判断する基準というのはそれぞれ違うと思うのですが、最近それらにも2つぐらい種類があるなと思いました。それは、
- 現在の、相手の持っている魅力的なポイントや許容できるポイントに重点を置く基準
- 相手の持っているポテンシャルに重点を置く基準
この二つです。
まあ難しいので例えにすると、恋愛対象者として選ぶ基準は
- ショーケースに入っている宝石類を選ぶ時の基準
- ダイヤの原石を選ぶ時の基準
の二つの基準があると思うのです。
最近思ったのは、この前取り上げた結婚しては行けない男や女のチェックリストのように、基本的に1番目のショーケースに入っている宝石類を見る基準が主流なのかな、と思います。実際に男女共に周りの人にはそういう人が多い。いわゆる「女磨き」や「男磨き」に専念する人たちってのは、基本的に「磨かれた相手じゃなきゃ嫌」って人なのかなとも思います。
しかも最近は、男女それぞれ、どんどんこの1番目の基準自体も厳しくなりつつあるんじゃないかと思います。お互いに付き合うハードルをどんどん上げて行っている。そして基本的に、ダイアの原石と付き合う気は更々ないし、相手を磨く気なんてないのです。
まあ、相手を磨く金も時間も思いやりもないからしかたないじゃんって話もあるのですが、もうちょっと男女の付き合うハードルが低くなった方が世の中のためになるような気がしました。
1番目の基準で見たときに、うちの大学のいわゆる非モテ系の男性なんぞははっきり言って市場価値なし、って人が多いかもしれません、うーん(涙)世の中って厳しいなぁ。
今後、男女共にすごく厳しい付き合う条件を課して、空集合を眺め、大量消費社会の奴隷として自分磨きや自分の趣味に専念している人が増えると思うとなんか残念ですね。まわりにこういう人いるよって方がいったらこっそり自分に教えてください。
電車男ブームとかはこういう流れに対するひとつのアンチテーゼだったのかもしれません。